「岡谷はモノづくりのまち。商店街の活性化に製造業がかかわったって何の不思議もない」というのは機械工具商社のオオハシ(長野県岡谷市)専務で、諏訪バーチャル工業団地代表の大橋俊夫さん。
中心市街地の商店街で増え続ける空き店舗対策として、オーダーメードに対応する”モノづくり工房”設置を提案する。製造業のネット活用が進む一方で「実際にすり合わせをする場も必要」との考えからだ。
「地域伝統の精密分野で、オリジナルデザインの腕時計やオルゴールが人気を集めていることもあり、商店街の若手が関心を示してくれた。ぜひ実現して活性化のモデルケースにしたい」と思いをはせる。
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