■ 本文より抜粋 |
諏訪の中小企業とともに歩んできた機械工具商社オオハシの大橋俊夫専務はインターネットを利用したバーチャル工業団地の仕掛け人として全国的に知られる。
諏訪バーチャル工業団地のあるホームページ「インダストリーウェブ」を立ちあげたのは96年4月。
「地域産業の減退が目立つ中、ブームを巻き起こすほどのインターネットに製造業に関するコンテンツが見つからなかった」のがきっかけだ。若手経営者の賛同が相次ぎ、同氏が代表を努める研究会の会員は七十社を越えた。
「即受注が目的ではなく、情報を使いこなす能力を身に付けることが大切。モノづくりは自己表現、インターネットはそのための
インフラになり得る。諏訪には精密というドメインがありそれをもっと強固にしていきたい」と意気込む。 |
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