【2001年4月27日号】
日本は戦後初のデフレ不況まっただなか。リストラは日常化し、閉塞感が漂っている。働けば報われ、工夫が生かされた高度成長期。
それを支えた技術者の後輩たちが、いま東南アジアに夢を求めて、続々と移住している。
東南アジアはまさに日本の60年代、70年代のような状況なのだ。そこで彼らの夢は甦るのか。
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【2001年5月4・11日号】
マラッカ海峡は夢の交差する場所である。日本人はマレーシア、インドネシアで、喪った夢を取り戻そうとし、インドネシアの青年は日本に夢を賭けている。夢の大きさは変わらないけれど、かなうまでの日々はどちらが長いだろう。人はいつでも夢をみるが、実現させる例はとても少ない。
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